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先入観

皆様こんにちは。
急に冬???と思う冷え込みでしたね。
風邪をひいた、という方が急に増えました。
気を付けて下さいね。

さてさて、毎日ブログ更新です。
いつもいろいろと偉そうな事を書いているので、ここらで再確認したいと思います。
全てを悟った聖人、賢人と違い、僕は「な〜んにも知らないただの人」です。
宇宙がどう始まったのか?
自分は誰なのか?
自分はなぜ生まれてきたのか?
幸せって何なのか?
解りませんし、知りません。
???
な〜んにも知らないただの人のただのつぶやきです。
なので、決して「こうあるべき」との提案ではない事を再確認下さいね。

では今日もはじまりはじまりぃ・・・

ヨガのレッスンをしていると「先入観って根強いなぁ」ってよく思います。
例えば前屈のポーズ。
「沢山前に倒しましょう。」
なんて一言も言ってません。
「背筋を伸ばしたまま倒せるところまでね。」
って言ってるだけなのに、必死になって脚に顔を近づけようとして背を丸めている人がいます。
どんなに他の言葉で説明しても聞こえません。
なんででしょうね?
前屈という言葉がいけないのでしょうか?
「きつくなる前にやめて休憩してね。」
「余裕があれば次の動きをしてね。」
って言ってるのに、プルプルしながら次の動きをしようとする人。
そして、そんな方の極め付けの言葉、
「このレッスンは私にはキツイです。」
?!
まあ、全部まともにやったらキツイ事は解ってプログラムを構成しています。
ポーズを全部してほしいのではなく、体の声を聴いて調整する練習をしてほしいのです。
(もちろん、その様に説明してます。)
なのに何故???

先入観でしょうか?
前屈と言ったら半分に身体を折りたたまなければいけない!
とか、
レッスンは全部こなさないと意味がない!
とか、
やればやるほど効果的!
とか・・・

みんな!気付いて!
と心で叫びながらレッスンをしています。

先入観は自由を奪います。
勝手に決めつけている自分に気付くと急に精神的に開放されるのです。

例えば、初めて会って間もないのに、
「何かこの人、好きになれない。」
って人居ませんか?
別に何もされた訳ではないのに。。。
でも、もしかしたら
「この手の雰囲気の人はこういう奴に違いない」
と先入観で接していませんか?
自分の経験や価値観は場合によっては自分の考えを縛る先入観になるのです。

先入観を捨ててそのものを見る。
簡単そうで難しいです。
経験があるほど難しいのです。
なので、レッスンで言うなら、ヨガを(ポーズを?)ある程度経験している人程、勝手にポーズを進める傾向があります。先入観です。
「初めて取り組むつもりでやりましょう!」
とUZがいつも言うのは
「先入観を捨てましょう!」
と言っているのです。

先入観が無くなると自由になれます!


同じように、先入観からくるお話ですが、
ここから先の話は少しデリケートですので、主張ではないと前置きしてから進みますね。

長生きした方が幸せですか?
人生苦労したら不幸ですか?

UZは猫が大好きです。
飼い猫もノラ猫も。

そんなUZがずっと疑問に思っている事。
「ノラ猫に餌をやるといけない!」
と言うセリフです。
何故いけないのでしょう???
猫嫌いの人が
「庭を荒らされたり、フンをするからノラ猫が増えたら困る!」
と言うなら解ります。
ならば、害虫駆除と同じでノラ猫絶滅を目指すべきでしょうね。
しかし、愛猫家が
「ノラ猫は可哀想だから無駄に餌をやって増やしてはいけない。増えないように去勢してあげる。」
「里親を探してあげる。」
と言うのに、どうしても違和感を覚えるのです。
(ボランティアで取り組む純粋な情熱と優しさは尊敬します。)
ノラ猫は餓死したり、病気になったり、事故にあったりして可哀想。
可愛そう???
本当に???
猫に聞いた???
それって人間的な先入観じゃない???

ノラ猫の平均寿命は3年と聞いた事があります。
短いですね。飼い猫は上手く行くと20年近く生きます。
だからと言って、勝手に去勢されたり捕まったら。。。
自由に生きた3年が幸せの猫だっているかもよ?

同じ理論を極端に活用すると、
「病気や貧困は可哀想。」
と経済的に恵まれない国に行って、
「子供が増えない様に去勢してあげよう!」
「施設を作って贅沢に暮らせるようにしよう!」(でも自由に外出できない。)
って事になりませんか?!
恐ろしいです。

僕自身、やせ細って倒れていたノラ猫を拾ってきて「避妊手術」させて飼っているので、
偉そうな主張はできません。
しかし、
「このこは我家に来て幸せなのかな???」
って度々考えるのです。

もし先入観を持った人が親切な笑顔で、
「あなたは貧乏だから子供を作らないほうが幸せだから・・・」
と網をもって近づいてきたら。

こ、怖い・・・


先入観は自分自身だけでなく人をも縛る罠になる事もあるのです。

ヨガのポーズの取り組み方、少し考えてみませんか?
自分を縛っている先入観に気付き、開放する。
するとどれだけ自分を、他人を縛っていたかに気付くのです。

ヨガは自由になるための扉だと思います。
本来のあなたは自由な存在であることに気付いて下さい。

僕自身もこれからずっとヨガに取り組んで、より自由になりたいと思っています。

最期にもう一度。。。
これは、主義の主張ではありません。
考えるキッカケになればと思って書いているだけです。
自分の取り組みには自信を持ってください。
全ての勇気ある行動は「愛」の現れだと思うので・・・

ではまた、明日。。。

こんなUZに会いたい人は
「ヨガハート2013」遊びに来てね!
詳しくは「こちら」
by uz-ni-chan | 2013-10-17 17:03 | 一ヶ月更新2013
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