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全て正解。

こんばんは。
連続更新チャレンジもあと10日。
後半戦ですね。
だんだんと核心に進んでいかないとね。(^^;;;
取り留めなく終わらないように気をつけねば。
でも、連続更新をやめるかどうかは、決めてませんが。。。
いつも、コメントや励ましのメッセージありがとうございます。

今日のお題は「全て正解」です。
全て正解と聞いて、皆様はどんな感じがしますか?
「何を無責任な・・・」
「そんな世界はあり得ない・・・」
なんて思いますか?
それとも、すんなり
「そうだ!」
と思いますか???
個人の考えはそれぞれ(これこそ全て正解?!)でしょうが、ここではその意味を考えてみたいと思います。

昨日「絶対的なもの」についてお話しました。
この絶対という価値観に人間は強い憧れと信頼があるようです。

絶対値を見る練習の話も昨日しました。
でも、絶対は絶対であり、対立するものが無い状態です。
なので、純粋に対象を見る為には大切ですが、それを基準に「判断・評価」を始めると、厄介なことになるのです。
絶対は対立する相手がないから絶対なんです。
それに対して判断や評価するという行為は「相対的」な世界の話です。
相対的な世界に絶対的な判断を持ち込むのは非常に危険です。

「絶対的」に対して「相対的」
よく聞く言葉ですね。
解り易い例をあげます。

成績評価で、「絶対評価」「相対評価」なんていいますよね。
「80点以上合格!」的なのが絶対評価です。
周りの状態は関係なく、場合によっては全員合格・全員失格となります。
それに対して、
「平均点以上は合格!」というのが「相対評価」です。
自分が頑張っても、周りがもっと頑張れば不合格・・・
なんてこともある世界。
周りとの関係性が大切な評価となります。

周りは関係無いのが「絶対」
周りとの関わりの中にあるのが「相対」
なんとなく理解していただけましたか?

絶対的な思考をしがちな例です。
例えば、
①「このポーズの時の膝はこうすればいいんですよね?」
という質問は、唯一の答えを期待した質問と言えます。
一つの姿勢を作るのに、絶対的な価値観を求めていると言えます。
②「前屈の時は背中を丸めないほうがいいんですよね?」
これも同じです。
1+1=2 的な発想です。
日本人は好きなパターンだと言われます。
決まった答えを求めがちなのは、教育の結果でしょうか?

このパターンの思考に陥ると、
「出来る」「出来ない」の判断に陥りがちです。
周りにも区別、差別的な判断をしてしまうのです。

それに対して相対的な思考で質問するなら・・・
①´「このポーズで膝の負担を少なくするにはこうすればよいのですよね?」
②´「前屈の時に主に腿の裏をストレッチしたいなら、背中を丸めないほうがいいんですよね?」
となります。
違いが解りますか?

答え方も同じです。
①に対する答えとして、
「そうですね。」と答えるなら「絶対的な思考」
「膝の負担を軽くするならそうですね。」なら「相対的な思考」
となります。

状況によって正解が変わるのです。

想像してみて下さい。
自分がある人と向き合っているとします。
自分から見て右側は「右側」ですよね。
でも相手から見たら???
貴方の右側かもしれないけど、相手からは「左側」です。
これはまぎれも無い事実であり、話し合っても喧嘩をしても変わりません。
世の中の争いは、案外こんなくだらない事が多いのです。
貴方が、相手の側に立って見れば解ることなのに・・・

つまり、どちらも正解なんです。

よく、ポーズが出来た出来ないで一喜一憂している人がいます。
どのポーズを練習しているかを自慢にする人がいます。
UZからすれば、「で???」って感じます。

何を基準に出来ていると決めるのか???
何を基準に人より優れていると思うのか???
そんな物は人それぞれなんです。
自分の絶対的基準を人の世界に当てはめる事の愚かさに気付いてほしいと思うのです。

「相対的な思考」はとても平和な思考と言えますね。

人間は自分に対しては「相対的」
相手に対しては「絶対的」になりがちです。
この思考パターンを反対にしてみてください。

自分に対しては「絶対的」な判断で「変わらない自分」を信じる。
相手に対しては「相対的」な判断で「相手の立場」に立ってみる。
すると、驚くほど自分の立場が楽になることに気付くでしょう。

自信というのは自分を信じると書きます。
ヨガで言うなら自分の本性は「神聖」です。
ならばその絶対性を信じてみて下さい。
そして、周りの人々の本性も「神聖」であると認め、
その周りの「絶対性」を認める「相対性」を自分の中に育ててみてください。
簡単ではないです。
でも、ちょっとした思考の変換で気持ちが楽になるのならチャレンジする甲斐はあるのではないでしょうか?
「全て正解」なんです!
何でもやってみましょう!!!(^_-)-☆

物理や数学に出てくるような言葉ばかりで、難しいですか???
UZは物理も数学も苦手です。(^^;;;
でも、その物理や数学に「生きるヒント」が隠されていると知っていたなら、もっと真面目に勉強したかもしれないなぁ・・・
なんて、今更ながら思うのです。

やはり、全てが本質に向かう旅。
もし学校の先生が読んでいたら、そんな話しも授業でしてみてください。

このブログは思考のヨガと言えるかもしれませんね。
皆様も皆様のヨガを構築してみてください。

では、また明日。


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by uz-ni-chan | 2013-11-03 21:30 | 一ヶ月更新2013
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