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正解は創るもの。

こんばんは。
冷え込んできましたね。
楽天優勝!!!
おめでとうございます。
「絶対的エース」と言われた田中将大投手が負けたり(やはり絶対はない?!)
でも、最後にはきちっと締めて、非常に劇的なシリーズとなりましたね。
彼の精神力や根性には頭が下がりますが、個人的には彼の肩や肘が心配です。
大丈夫かな???
来年はメジャー行きみたいだし、頑張ってほしいですね。

昨日は「全て正解」と書きました。
今日のお題は「正解は創るもの」・・・です。
では、さっそく。。。

もともとこの世の中に「正解・不正解」なんて無いと思いませんか???
この世の中に起こること、存在すること、は全て「ただそう」なだけですよね???
生まれる事は「良い事」ですか???
死ぬ事は「悪い事」ですか???
弱いものいじめは悪い事ですか???
ならば、全ての人間は自分より弱い動物や自然を蹂躙していますよね?
殺人は悪い事ですか???
なのに、世界中で正義と言う名の「制裁」が加えられていますよね???

正解はその時代の社会や文化に依存して決まる様です。
しかし、昔から人間には生まれながらに良心があるのか???という論争も繰り広げられています。
難しいところです。

そもそも何が善で何が悪なのだろうか???
それが決まらない事には何を論じても仕方がないと言えます。

ある時代にある国家に住めば、その国の法律に従い、その国の常識に従うのが正解といえます。
いくら戦争で英雄になろうと、一般人が住む地域で一般人を殺せばただの犯罪者です。

「ルールに従ってやる。」が正解と言えそうです。
法治国家なら当然で、破ると捕まりますもんね。

でも、もしこの世界が自分の王国であったら、どうでしょう。
ルールは貴方が決めなければならないのです。
どの様にルールを創りますか???

ヨガポーズの取り組みも同じような感覚があります。

そもそも、ヨガのポーズはなんで作られたのでしょう?
初めは「瞑想の姿勢・坐り方」でした。
なので、「ヨーガスートラ」にも要点は簡単に3つしか書かれていません。
身体を使いプラーナをコントロールし「解脱」を目指すハタヨガでは、何十、何百、何千、何万とポーズが紹介、
もしくは存在すると紹介されていますが、そもそも目的は「解脱」です。
その為に開発されたポーズ。
そのポーズについて、昔の文献は細かい指示はありません。
いろいろな効果・効用も書いてはありますが、当時の知識と科学の中での見解として見るのが妥当でしょう。

それに対して、現代のヨガは???
先ず、皆様の目的は何ですか???
まさか解脱???(^^;

もし、その他の目的ならば、その目的に合わせたアレンジが必要となります。
つまり、ポーズ自体は「だたそう」なだけなんです。
そのポーズに新たに意味を付けるのは当事者の役割なんです。

もしレッスンを担当する先生なら、その先生がそのレッスンという王国のルールを創る事になります。
責任重大です。
もし、お家で自主的にヨガをするなら、あなた自身が王国の主となり、自分にルールを課すことになります。
もちろん「ただやる」だけでも、それなりの変化は現れるでしょう。
しかし、その変化は行き当たりばったり、ギャンブルの結果と変わらないものになってしまいます。
やはり、目的を明確にし、意識してやる事をお勧めします。

もし、ヨガをやってみようと思うなら、自分の目的に近い先生を選んで下さい。
先生が違うと、各王国のルールが違うのと同じように、レッスンのルールも変わるからです。
もし、いろんな先生のレッスンに出る方なら、どのレッスンでも先生の指示を聞き逃さず、従ってください。
同じように見えるポーズも先生の目的が違えば、促し方もルールも変わります。
ルールを守らないと「逮捕」されますから・・・(あっ、これは王国の話・・・(^^;;;)
でも、ヨガなら王国(参加するレッスン)を選べます。

もし、レッスンを受けていて「一貫性のない指示」を感じるなら、その王様を疑ってみるのも有りかと思います。
王様が全て「できる人」とは限らないのは歴史が示す通りですよね???
もちろん質問してみても良いでしょう。
自分には思いもつかないような深い意味があるかもしれません。

正解はある所までは法律や教育で培われますが、人生の殆どは「自分で決めなければならない」のではないでしょうか?
その責任を人任せにするのは、幼稚な気がします。

もし、解らない事を専門家に質問するとき・・・
昨日も書きましたが、「どうすればいい???」とただ聞くのではなく、
「自分はこうしたいのだけれど、このような場合にはどうすればよいのか???」と自分の線引を交えて質問してみることをお勧めします。
そうすれば、貴方の為の返答が出来ます。
つまり、貴方がどうしたいかが決まってなければ「答えようがない」のです。

病院に行って、「ただ、治してください。」では受け身です。
例えば、「早く治したい」のか「安く治したい」のか「痛くない様に治したい」のか・・・
方向性が違ってきます。
治療する側も、「早く治す」のが得意な人、「安く治す」のが得意な人、「痛くないように治す」のが得意な人・・・
人により意見もまちまちです。
自分の目的をはっきりさせることにより、周りとのミスマッチも減るのです。

ミスマッチはお互いに不幸です。
自分を知り、自分の意見を言えるように、日ごろから自分を見つめるようにしておくと良いと思います。

「ポーズの仕方に正解・不正解はありません。もし正解を創るなら貴方自身です。」
インストラクター、生徒を問わず、ヨガを勉強する人は心に刻んでおいてほしい事です。

人の作った正解をなんの疑問も質問もなく鵜呑みにする危険な人にならないでほしいのです。

意見やアドバイスを聞くな!と言っているのではありませんよ。
聞き方を上手になって欲しいのです。

自分の声を聴く練習も同じですよ。(^_-)-☆
自分の意見を言う事も大切ですが、聞き上手になるのはもっと大切です。

正解の基準は自分で創るもの。
だからこそ、
「答えは自分の中にある」
というのかもしれませんね。

ヨガはシンプルですが、簡単ではありませんね。

今日はこの辺で・・・
また明日。


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by uz-ni-chan | 2013-11-04 19:55 | 一ヶ月更新2013
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