カテゴリ:姿勢について( 32 )

考えるな!感じろ!!

おはようございます。

Facebookに告知しましたが、4月より安城でもDG勉強会を開催いたします。
今までの安城の勉強会をリニューアルして開始です。
古くから熱心に通っていただいている方々にこそUZヨガの真髄、つまりDG Yogaを伝えたいと、リニューアルを決断いたしました。
開催頻度とルールの変更がありますが、今までのメンバーには変わらず来て頂きたいし、新しいメンバーもお待ちしております。

海外や東京などから習う事は多くても、名古屋から発信する事って少なく、残念だ・・・とトレーナー時代から思ってました。
勿論、真摯な態度で謙虚に学んでいく事を止める訳ではありません。
しかし、名古屋の人達には、海外・東京等より劣る、遅れている・・・
という感覚が刷り込まれていると思わせる態度や発言をよく見聞きします。

この時代にそんな事ないでしょ!!!

DG Yoga は来年一歩進みます。
日本の中心、名古屋・愛知・東海地方の人々がもっともっと自信を持てるように!!!
皆様、勉強会やレッスンでお待ちしておりますね。

さて、今日も姿勢について・・・

昨日も質問に答える形式で進めました。
質問者様からのコメントを頂いています。
皆様も是非お読みください。
ヨガをする事によって、「気付く」こと。
そんな、「気付き」を促せるティーチャーでありたいと改めて思いました。
wudao33さん、フィードバックありがとうございました。

今日は肩甲骨と姿勢に話を戻しますね。

数日前に肩甲骨の動きというのをやりましたね。
マスターしましたか???
いろいろ動かしましたか???
実践してこそですよ!
「考えるより感じろ!」
です。

負荷の無い状態で肩甲骨が動かせる様になったら、負荷をかけながら動かす練習をしてみましょう。
負荷をかけるというと、ダンベル・チューブと連想する人も多いでしょうか???
それも悪くないです。
場合によっては、効率的で有効です。

しかし、このブログを読んでる人はヨガを愛するヨギーが多いと思います。
ならば、ヨガのアーサナでやってみましょう。

腕を動かしたり腕で支えたりすると、肩甲骨が動いたり固定されます。
癖があると、その癖に向かい一直線に動くのが人間です。
それを意識してコントロールするのです。

意識してやれば、肩が上がりやすい人は、肩甲骨を下制する練習にするのです。
「こうなっちゃうんです・・・」
そんな、甘えはお家で言って下さい。

自分の姿勢は自分の意思でコントロールするのが大人の責任です。(前にも言いましたね)

では、絵をご覧下さい。
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お馴染み、コブラです。
1、のコブラは、腰は柔らかいけれど、筋力が弱い方、もしくは方法を知らない方、
正に今の自分の癖でおこなっている好例です。
因みに、最近の若い人に多いパターンです。
前屈は固いけれど、腰を反らすのは柔らかい、しかし肩は前についている。
やはり、日本人に多い、以前お伝えした②型の反り腰の典型的な特徴です。
「こちら」を参照。

この方法だと、肩甲骨は挙上しつつ外転し、胸が詰まった状態です。
前から見た図、鎖骨はV字型になり、首が無くなっています。
胸も下がっていますね。

では、2のコブラ。
肩甲骨は下制され、やや後ろに引いた(内転)状態です。
ここで、「やや」という表現に注目して下さい。
先日もお伝えした様に、肩甲骨を内転しすぎると肩が挙がる人が多いので、気を付けた方がよいでしょう。
何故かというと、肩甲骨を背骨に寄せる動き(内転)に積極的に働く筋肉は、菱形筋(りょうけいきん)と言いますが、その菱形筋を積極的に使うとその筋繊維の方向、つまり力の入る方向が、肩甲骨を背骨に寄せながら挙げる動きになるのです。

胸を開く・・・でもお伝えした様に、肩甲骨を寄せ過ぎず軽く引く、胸を上げるイメージで動かすと、
肩甲骨を下制したり、外転を助ける前鋸筋(ぜんきょきん)という筋肉とバランスを取り合い、安定した位置を作りだす事が出来る様になるのです。

腕で突っ張るのではなく、コブラをしながら、肩甲骨を下制する練習をしてみて下さい。
すると、胸を狭くする原因を作っていた、小胸筋(しょうきょうきん)などを伸ばす事にもなります。

どちらの形も自由自在に出来る様にしてみて下さい。
コブラのまま肩を回してみたり。
肩甲骨周りのトレーニングになると思いますよ。

骨盤、膝を持ち上げてアップドッグとするとより負荷が増えます。
アップドッグの場合は肘は伸ばしたままとなりますが、肩の位置は同じように変えられます。

さぁ、練習しましょう!!!

今日は、わざと解剖学用語多目の説明を入れてみました。

最近、ヨガ解剖学なるものが、世界中を賑わしています。
それも、悪くはないでしょう。
身体に興味を持つのは初めのステップとして大切です。

しかし、頭でっかちにならないで下さい。
DGでは、解剖学はかなりアーサナの理解が深まってから学んだ方がいい!!!
場合によっては解剖学なんて要らない。
という見解です。

解剖学を知らない人の負け惜しみでは無いことは、皆様理解してもらえると思います。

何故なら、「解剖学的アーサナ」とラベルを貼った形を学んだ方々は、
「○○アーサナの時は肩はこうしなければいけないのですよね???」
などの固定観念を植え付けられている事が多いのです。

さらに、中途半端に解剖学を学ぶと、
「この動きで何を感じましたか???」
という質問に、
「こうすると、○○筋が伸びるので・・・」
「骨盤をこうすると、○○が回旋し・・・」
というような、回答をする人が増えるのです。

正解不正解は無いといつも言っておきつつ、あえて言います。
違うよ!
今は感じる練習だよ!!!

ヨガは感じる練習です。
感じている=今
なんです。
今を生きる練習でもあります。

さらに、
「○○筋が伸びる・・・」
と専門用語で言っておきながら微妙な回答が多いのも事実です。
知っている事をアピールしなくて大丈夫です。
貴女は貴女なのですから・・・

感じつくした後、解剖学を学べば乾いた土が水を吸収する様に理解出来るでしょう。

皆様、先ずはヨガをしましょうね!!!

明日は、今日の続きです。
肩甲骨と上腕の関係にも進みたいと思います。

では、素敵な一日を!!!
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by uz-ni-chan | 2014-11-21 11:53 | 姿勢について

私身体が硬いんです。。。

こんにちは。
今日もサクサク更新します。

DG Yoga週末勉強会、沢山のお申し込み有難うございました。
只今キャンセル待ち受付中です。

今日も昨日の続きでまいります。

wudao33さん、コメントありがとうございました。
周りをリスペクトする!!!
そう!
素晴らしい気付きです。
この調子でヨガを深めて下さいね。
(是非皆様、昨日のコメントをご覧下さい。)

今日は質問②ですね。

質問②
座位、特に長座の際の姿勢
胡坐のなどの座位の時、背筋と腹筋に力を入れないと、上半身が後ろに倒れてしまいます。
特に長座の時、それも背中と膝を伸ばして座るとそうなります。
なぜ筋力で支えないと保てないのでしょうか?
それを鍛えるポーズなのか???と思ったり、
でも先生はリラックスして、と言いますしね。。。


この質問は、身体中心に説明します。
しかし、身体中心とはいえ、ヨガのアーサナは瞑想するときに安定して快適に坐り続けられる為の準備だともいわれています。
本来のアーサナは坐方(坐り方)と言う意味で、坐方(アーサナ)の準備の為に柔軟体操の様なアーサナがある・・・と言う位置づけでもあります。(と言う説があります。)

快適で安定していないと、瞑想どころではないですね。

という事は、質問者さんの、「腹筋背筋を鍛えるアーサナなのかな???」と言うのは、違いますね。
時に、その為にさせることはありますが、基本的には背骨に無駄な力がかからない様にするのが大切です。

膝を曲げた胡坐の場合、股関節の柔軟性が大きなポイントとなります。
股関節の柔軟性が無いとどうしても背中が丸くなり、背すじを伸ばす為に筋力が必要になります。

対応としては、股関節の柔軟性を高めること。
しかし、一朝一夕ではいきませんし、骨格によっては一生無理です。

じゃあ、瞑想やプラーナヤーマは諦めるか???
そんな必要はありませんね。

お尻の位置を上げればよいのです。

例えば椅子に座る。
まさか、レッスンで自分だけ椅子を持ち込むことは出来ないですよね。(^^;
ならば、ブランケットやブロックを使ってみて下さい。
お尻の下に敷きます。

この時、お尻より膝が低い方が安定し腰が伸ばしやすくなります。
椅子でも、低いベンチは腰が伸ばし辛いですよね???
こんな感じです。
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坐るに特化するなら、楽する方法を模索しつつ、最終的には床に坐れれる様に、焦らず諦めす練習しましょう。
練習は、ヨガのアーサナをバランスよくやることです。

長座の場合は殆どの方がより辛くなります。
それは、ほぼ腿裏(ハムストリングス)の柔軟性の問題です。
腿裏の筋群の多くは膝を曲げる筋肉であると同時に股関節を伸展させる筋肉でもあります。

長座は、膝を伸ばし股関節を屈曲しています。
つまり、腿裏の筋群がかなり伸びているのです。

一先ず現状で背すじをリラックスして伸ばすには、二つの方法があります。
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一つは先ほどと同じく、お尻の位置を上げる。
です。
床に直接坐って、背骨を垂直に立てるには、股関節は直角を保たねばなりません。
それも、リラックスして保つとなると、股関節屈曲の柔軟性は最低でも120度はいるでしょう。
結構な柔軟性です。
お尻を上げれば、股関節は直角以下でも背骨を垂直に保てますね。
一先ずの方法を知っておきつつ、地道にストレッチをしましょう。

もう一つは、
膝を曲げることです。
膝を曲げることで、腿裏の伸びを減らします。
その分股関節の屈曲にゆとりができます。
しかし、先ほどお伝えした様に、膝の位置が高くなると背中が丸くなりやすいので、これでも難しい場合がありますが、ピンピンに伸ばした膝を少しだけ緩めるなら大丈夫でしょう。
しかし、これも同じで、緩めるばかりでは、ストレッチにはなりません。
時に、膝をしっかりと伸ばしてストレッチの練習も必要です。

腿裏の硬さは、この連載の日本人に多い反り腰(パターン②)の方に多く当てはまります。
現代人のウィークポイントかもしれませんね。

お勧めのストレッチは・・・


引っ張っている側ではなく、地面に伸ばした脚と背すじに注目下さい。
背中を丸めてまで引っ張っても効果が半減しますよ。(^_-)-☆

何かを目的にし向かう場合、方法は二つ。
現状の自分で、それが出来る様に環境を整えたり、サポートを探すこと。
もう一つは、それが出来る様に努力すること。
そのバランスが大切です。

サポートばかりに頼ると自分は成長しません。
自力ばかりに頼ると、自分が壊れるか達成出来ないかもしれません。

どちらが良いか悪いかではなく、バランスが大切なのです。

焦らず諦めず・・・

気長に取り組んでみて下さい。


因みに・・・
以前(かなり前)にも書きましたが、前屈が硬い人は「自分は身体が硬い」と思い込んでいる人が多いようです。
体力テストの柔軟性テストが前屈なんですよね。
確かに、全身の柔軟性と相関が高いので、柔軟性テストに選ばれているのですが、
前屈以外は柔らかい人も結構います。

前屈が硬いだけで、「身体が硬い」と思っている人、そんなレッテルはまず剥がしましょね。
インストラクターの方であれば、教えてあげてください。



では、また。。。
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by uz-ni-chan | 2014-11-20 17:10 | 姿勢について

心と身体・・・

昨日告知いたしました、DG Yoga 週末勉強会、満席となりましたので、受付を締め切ります。
ありがとうございました。

今後はキャンセル待ちとなります。
キャンセル待ちは順番に繰り上がりますので、早めにお申し込み頂ければチャンスはあります。
お待ちしております。

もう一度確認します。
継続勉強会です!
少なくとも、一年単位で考えて下さい。

一先ず今回だけの予定の方は、その様にお伝え下さい。
初回は座学ですので、定員オーバーでも入れます。
しかし、基本的には皆様継続勉強会だと理解して頂いてお申し込みをされていると思っております。
その為、定員通りに打ち切りました。

単発の方が継続の方の席を埋める事の無いよう、今後お申し込みなさる方のみならず、今現在お申し込み済みの方もよろしくお願いいたします。

では、今日の本題です。

今日は、生徒さんから質問をいただきましたので、それを元にブログを展開します。
質問ありがとうございました。(質問は少しアレンジしてあります、ご了承ください。)

インストラクターの方は、自分が質問されたと思って、考えて下さいね。
質問は2つあります。

質問①
「胸を開く」ということ
よくレッスンの中にも先生から誘導がありますが、胸を開くというのがよく分からないでいます。
自分では開いているつもりなのですが・・・


質問②
座位、特に長座の際の姿勢
胡坐のなどの座位の時、背筋と腹筋に力を入れないと、上半身が後ろに倒れてしまいます。
特に長座の時、それも背中と膝を伸ばして座るとそうなります。
なぜ筋力で支えないと保てないのでしょうか?
それを鍛えるポーズなのか???と思ったり、
でも先生はリラックスして、と言いますしね。。。


両方ともこの連載のテーマに沿ってますね。(^_-)-☆

では回答します。
先ず質問①
胸を開く・・・
ヨガでよく聞く表現ですね。

先ずなによりも、胸を開いて欲しいのです。
これは、テクニックではなく、気持ちの問題です。
表現を変えると、
「心を開いてほしい・・・」
です。
心を開かなければ、指導者の言葉は生徒の耳に届いても、受け入れられません。
それは、伝えていないのと同じなのです。
何よりも、心を開くこと!
「心の目を開けること!」
なのです。
誰かを抱きとめる様に両手を広げてみて下さい。
それが、胸を開くです。
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こんな感じ???(顔は余分ですが・・・(^^;)

先ずはそこからです。

胸を開く=胸を張る、胸の筋肉を伸ばす
となると誤解を招きます。

胸を張ろうと思って肩甲骨を引き過ぎると、肩が上がる・・・はこの連載でもお伝えしていると思います。
胸の筋肉を伸ばそうと思って万歳しても、同じく肩が上がり、苦しかったり、あまり気持ちよくないものです。
(ダウンドッグも同じです。)

胸を開く・・・胸のスペースを広くすること、胸にはストレッチ感はないかもしれません。

胸も背中も広く。
肩を横に広げる感じです。


前に使った絵をもう一度参考にしますね。
c0072323_1721658.jpg

①が胸が開いたダウンドッグです。
②は胸や肩の筋肉はストレッチされますが、肩が詰まり、胸も下(お臍)に向いてます。つまり開いていません。
③は下半身の硬さが影響しているのか?もしくは、上半身が硬いのか?両手を挙げた状態では胸が開けない例です。
そして、②・③の対策が④でしたね。(^_-)-☆

③は開いていない事が本人にも解ります。

厄介なのは・・・
②です。

いつも言うように、わざとやっているならいいのです。
柔らかいほど良いと思っている人、又はポーズに伸びてる感・やった感を求める人にありがちな状態です。
(余談ですが、このタイプは指導者の声に従わない方が多いように思われます。正に心を閉ざした状態。)

心と身体は密接に結びついています。

勿論身体が硬くても柔らかくても、心が開いた人はいます。
しかし、閉じている人の心の扉をこじ開けるのに、具体的な身体(胸)を開くのはヨガのテクニックでもあります。
心など目に見えない物を操作する為に、目に見える身体と言う装置を使うのがヨガなんです。
切っても切り離せない心と身体を上手にコントロールするのです。

是非、心が塞ぐ時意識的に胸を開いてみて下さい。
ヨガの練習で繰り返し胸を開く心地よさを練習している貴女なら、すぐに気分が変わっていくことに気付くでしょう。

是非、ヨガで得た智慧を普段の生活で活かして下さい。


質問②は明日のテーマにしますね。
お楽しみに!!!

寒い日が続きます。
皆様、ご自愛くださいませ。。。
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by uz-ni-chan | 2014-11-19 17:46 | 姿勢について

木を見て森を見ず・・・

こんにちは。
寒いですね。
まだ11月ですよね???
うぅ〜寒い。
張り切って行きましょう!!!

昨日の続きです。
昨日は肩甲骨の位置が腕の捻じれに影響を与えているお話をしました。
今日は、具体的に身体を動かしてみます。

本題に入る前に軽くウォーミングアップです。

先ず、気を付け!の姿勢で立ち、掌を正面に向けます。
これを、解剖学的基本立位と言います。
覚えておくと良いです。
この形を基本にしないと、解剖学の本を読んでも指示通りに身体は動きません。

この基本立位、掌を正面に向けても、まだ足りません。
肘先(肘頭といいます。)を真後ろに向けて出来上がりです。

一般的な日本人にはそれだけで、かなり胸を開いた感じがします。
極端な話、これだけでもかなり姿勢が良くなります。
手提げ袋を持つ時、この向きで持つと姿勢の改善になります。

さて、この基本立位から、掌を更に外に向けられるだけ向けます。
掌が外に向く位動きますね。
この動きは、肩関節の外旋と、前腕の回外が合わさった動きです。

では、反対に基本立位から、掌を内側に向けます。
いわゆる「気を付け!」の姿勢です。
一般の日本人なら、この方が馴染み深いですね。
そこから、更に内に捻じってみて下さい。
すると、一番外捻じりから一回転して、掌が外を向きます。
この動きは、肩関節の内旋と、前腕の回内が合わさった動きです。

では、この動きを分けて体験します。

基本立位で立ち、肘を直角に曲げます。(ウェイトレスがお盆を持つ感じ)
軽く脇を締めて、肘を固定します。
そのまま、お盆の物を落とさない様に腕を外に捻じります。(お盆が外に移動)
これが、肩の外旋。
そこから、同じく腕を内に捻じります。(お盆が左胸の前あたりに移動)
これが、肩の内旋です。

では、そのお盆の上に乗っている物を、外に落とす様に肘から先を外捻じりします。
これが、前腕の回外。
同じく、お盆の上の物を内側(身体の前)にこぼします。
これが、前腕の回内です。

腕を伸ばしていた時には、同時に動いて解り辛かった動き、整理出来ましたか???

腕と脚は似た構造ですが、この前腕の動き(回外・回内)が特徴的なんです。

肩と前腕の関節の動き(上腕と前腕とも言えます)を理解したら次へと進みましょう。
絵を見ましょう。
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四つん這いの様に床に手を着いた自分の腕を上から見下ろした図です。
赤い矢印は肘頭の向きです。
掌を床に着けたまま動かさず、肘が外向いたり、後ろ向いたりしますよね???

しない???
そりゃ、まずい。
リラックスしながら、動かしてみて下さい。

これが楽に動かなければ、手を着くアーサナは味わい深くなりません。
四つん這いになって繰り返してみて下さい。

反応の良い人は、この動きを夢中で繰り返すだけで、背中が動き出します。

肘を外に向けると、肩甲骨が挙上し・外転を強め、背中が丸いキャットポーズの様に・・・
肘を後ろに向けると、肩甲骨が下制し、やや内転(これはあまり強調しないほうがスムーズに背骨が動きます)しカウポーズのように・・・

こんな感じです。
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これは、無理やり動かすのではなく、もちろん考えて動かすのではなく、自然に動く事が良いのです。

練習、練習・・・

因みに・・・四つん這いの時と立位では、効率の良い肩甲骨のポジションは違います。
四足動物と、人間の肩甲骨の場所を観察すると違いが一目瞭然です。

力を入れたい時と、抜きたい時でもポジションは変わります。

この連載の初めに言いましたが、
やはり、決まった良い位置があるのではなく、いろいろと動かせる事が先ず大事という事です。

手や足と言う解り易い場所ばかり見て、
「木を見て森を見ず・・・」
にならない様に気を付けて下さい。

いやぁ・・・
ヨガの指導者って大変ですね。

こんな身体の事は「おまけ」なんですから。
でも、お客様は、こんな事を知りたがります。
それに加えて、ヨガを教えなければならないなんて・・・(^^;;;

ヨガのインストラクターになった頃、「大変な世界に足を踏み入れてしまった・・・」と思ったものです。

では、では。。。



次は・・・
どうしましょう???
まだまだ肩ですね。
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by uz-ni-chan | 2014-11-17 16:51 | 姿勢について

姿勢は人生の結果です。

こんばんは。
今日は、軽く告知からです。
12月より、スタジオPHYLEXでの木曜日のレッスンの時間が変更になります。
現在19:00〜20:15→12月より19:30〜20:45です。
年末忙しくなる時期ですが、少しだけ参加しやすくなりますね。

そして、月一回のDG Yoga勉強会を来年1月より日曜日に開催します。
場所はPHYLEX名東スタジオです。
一回目は1月18日(日)14:00〜16:00
参加費・・・2,500円
講師・・・UZ Saori
それ以後は毎月第三週の日曜日の予定です。
内容は現在平日に梅森で行っている勉強会と同じ予定です。
ご参考までに「こちら」をご覧下さい。
申し込み方法など詳細が決まりましたら、引き続き告知しますのでお待ちください。


では、本題です。

昨日の肩甲骨の動き、確認しましたか???
肩甲骨は腕の土台になります。

その為、肩甲骨は腕を動かすと同時に動くようになっています。

例えば、腕を横から挙げていくと、肩甲骨は上方回旋をします。
戻していくときは下方回旋です。

パンチをする様に腕を前に伸ばすと肩甲骨は外転。
肘を後ろに引くと内転。

肩をすくめると挙上。
下げると下制です。

これらは複合的に動きますが、昨日も書いた様に肩甲骨の動きが悪くなっている方は、
結果、腕の動く範囲も狭くなります。

最近は若い方でも、まともにバンサイの動きが出来ない人が多いのが心配です。

因みに・・・
姿勢の改善は若い程可能性があります。
正直、歳を取ってからでは関節が固まってしまい、
無理な姿勢改善は逆に身体を痛める可能性も出てきます。
早い程良いです。
これを読んでいるお母さん。
自分の事だけでなく、娘さん息子さんにも気を配ってあげてください。

腕の動きが肩甲骨に影響を与える。
それは、お互いに相互作用を持っています。
肩甲骨の位置が腕の動きを決めるとも言えます。

その作用が姿勢に大きな影響を与えている例をご覧下さい。
では、恒例の絵です。
c0072323_1904266.jpg

左右のモデルを見比べてみてください。

何となく男女に見えますが、実はそうでもないんです。

左のモデルの特徴は・・・
下の絵にも見られるように、肩甲骨が外転・挙上しています。
肩甲骨が外転する事自体は悪くないのですが、それにつられて腕が内に巻き込まれているのです。
身体の前で作業をすることが多い方は、放っておくとこの様な姿勢になってしまう可能性が高いでしょう。
更に、日本人の体形的、体質的特徴がこの傾向を強めます。
日本人に肩凝りが多いのも頷ける姿勢です。

それに対して、右のモデル。
肩甲骨が適度に内転しつつ下制されています。
胸が開いた堂々とした姿勢です。
欧米人に多い体型です。

さて、左のモデル。
この連載の初期にお話しした、男性的な特徴が出ています。
肩が前に出て前よりも後ろ、つまり背中が広くなるのです。
それに合わせて、骨盤は後傾気味に・・・
腕が内に巻き込まれると肘が外に向き、
そのまま少し頑張って歩くと肘を張って腕を横に振る様に歩くことになります。
ワザとウェストくびれさせて描いたのに、男性に見えます。

肩の位置だけで、全身に影響を与えます。

それに対して、右モデル。
胸が開き、腕が外に捻じれています。
肘は後ろを向くので、歩くと自然に前後に腕が振れます。
胸が開く動きは、背骨と連動として、骨盤を前傾させます。(背骨のリズムを思い出して下さい。)
この姿勢で気を付ける事は、骨盤前傾型の反り腰ですね。(以前紹介した欧米型です。)
前面に対して後ろ(背)が短い女性的な特徴を持つ為、腰のくびれを描くとかなり女性らしくみえますね。

良い姿勢で歩くとき、元々左モデルぎみの方が多い私たち日本人が、胸を張ろうとし過ぎると、
肩甲骨の挙上を更に強くする可能性があります。
すると、より肩が凝るんです。
良い姿勢は疲れる・・・
となってしまいます。

一部分のみを動かしても意味は無いのです。

足の裏の、立つ位置、踏み方、膝のむき、腿の位置、骨盤の傾き、背骨の形、顔の向き、肩の位置、腕の向き・・・
全てが関連して、貴女という姿勢を作るのです。

良い姿勢を創るには、生き方から考える必要があります。
数回のエクササイズでは変わりません。

ビギナーの多いレッスンで、
「立つ位置・幅・向き・・・」
「自分が何処で何をしているのか?」
を、しつこい位に問いかけるのは、この為なんです。

簡単に・・・
楽々・・・
誰でも直ぐに・・・

こんな文句で人気を取ろうとする、宣伝にうんざりです。
また、
簡単に・・・
楽々・・・
直ぐに・・・
得た結果なんて、深みがありません。

薄っぺらいのです。
姿勢も薄っぺらい。
人間も薄っぺらい。

このブログを読んで、
「これをすれば、簡単に誰でもこうなれます!!!」
を期待した方々には申し訳ありません。

僕は答えを述べません。
何故なら、それは僕の答えだから・・・

こうすると、こうなる傾向がある。
という経験からみた事実を述べるだけです。

参考になると思うところはどんどん活用して下さい。

そして、自分の正解が見つかるまで、試し続けて下さい。

姿勢は生き方なのです。
今までの生きた証が今の貴女の姿勢なのです。

自分が創りだした姿勢を先ず認め、
改善が必要だと思うなら、安易な道に走らず、
思慮深く、繊細に丁寧に、毎日を過ごしてみてください。

何事も焦らず諦めす・・・です。


次は具体的な動きやアーサナを紹介したいと思っています。

先日、
「こんなに発表して大丈夫なんですか???」
DGのマニュアルみたいですね?
と聞かれましたが、
問題ありません。

これは、ヨガではないですから・・・

DG Yogaはヨガをします。
アーサナの仕方に、今までの内容は反映されていますが、
これらは、ヨガではなく、おまけなんです。

その辺り、お間違えの無いように・・・

ではまた、皆様が皆様の目指す姿勢で毎日を過ごせますように・・・
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by uz-ni-chan | 2014-11-16 19:52 | 姿勢について

自由への翼?!

こんばんは。
冷え込みますね。
今年の冬は寒いのでしょうか???
風邪に気を付けて下さいね。

今日も「一歩前へ!」進みますね。
ではでは、始めます。


足・脚・骨盤・背骨・胸部・頭部・・・
と上に向かって進んで来ました。
姿勢に関してはこの縦の軸の動きが基本です。

昨日紹介した様な、横の動き、歪みも大切ですが、人間左右に関しては、
必ずシンメトリーが良いとは限らず、難しいところです。
しかし、左右差に気付いていないのは問題かもしれませんね。

鏡を見ながら、自分を研究してみて下さい。
美しい姿勢を目指す人は、足から頭まで全身が映る鏡をお家に一つ、是非設置しましょう。
お勧めです。

背骨を中心にした背中のラインは姿勢を作る基本です。
しかし、もう一つ、姿勢に大きな影響を与える要素があります。

それは・・・です。

今日からは、肩の動きを勉強しましょう。
皆様、肩って何処ですか???

と聞くと、その人の感覚が解って面白いです。
肩?と聞くと、
殆どの人が、腕の付け根にあたる、丸く盛り上がった部分を示します。
しかし、肩がここの感覚では、かなり動きが制限されます。
(時に、首の付け根、僧帽筋と言われる肩凝りの筋肉を示す人がいますが、こんな人は重症な肩凝りの方が多いのです。)

では、表現を変えます。
腕の付け根は???
やはり、先ほどの肩を示すか、脇を指す人が殆どですね。
しかし、これは一般人の感覚。

骨格的に見ると、腕の動きは身体の中心線から始まります。
絵を見て下さい。
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赤丸で示した、「胸鎖関節」が骨格上の上肢と体幹部の繋がりになります。

試しに胸鎖関節部分に手を当てて、当てた側の腕をグルグル大きく動かしてみてください。
動くでしょ???
肩・腕を動かす筋肉で言うなら、前面は胸の中心(大胸筋)・背面(広背筋)は腰のあたりまで伸びています。

ダンスなんかで、腕が身体の中心から着いている様に伸ばして!!!
と言うのは、イメージだけでなく、実際身体がそうなっているからです。
レッスンでも言いますよね?
「腰から腕が生えていると思って背伸びをしましょう!!!」
と・・・

さあ、中心線から伸びる腕を意識しながら、腕を挙げたり下げたり、回したり・・・
グルグルグルグル♬
やってみましょう。
肩凝り解消にもってこいの動きです。

さてさて、腕の付け根は胸鎖関節といいましたが、
その胸鎖関節から始まった腕の動きは、鎖骨に伝わり、体の前面から背面にある肩甲骨に伝わります。
三角形の平たいこの肩甲骨は、腕の骨の土台となる骨であり、その繊細な腕の動きを安定させたり、コントロールする、インナーマッスルの付着する場所でもあります。

この天使の翼の様な肩甲骨、本来はかなりの可動域があります。
しかし、多くの人はこの肩甲骨を動かさず、自分で肩だと思っている所から動かすだけの毎日を過ごしているので、動きが悪くなっている事が多いのです。

肩甲骨の動きが悪いと、肩が凝ります、肩を痛める可能性も増えます。
肩甲骨が動かない分、他が補う代償動作が起こる為、腰痛になる事だって考えられます。
(反対に背骨の動きが悪いと肩を壊すという事もあります。)

では、今日は最後に肩甲骨の動きを目で確認しておきましょう。
c0072323_192485.jpg


後ろから見た動きです。
平坦な動きに見えますが、
曲線を描く肋骨上に張り付いている様にある肩甲骨は
曲線的に動きます。

同時に連動して鎖骨も動きます。
腕も動きます。
イメージ力を働かせつつ、いろいろ動かしてみてください。

今日はここまで・・・
では、また明日。
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by uz-ni-chan | 2014-11-15 19:19 | 姿勢について

何故アーサナをする???

こんばんは。
今日も何とか更新です。

今日は安城勉強会でした。
という訳で?今日のブログはそのおさらいと復習です。
まんまではないので、参加した方は新たな気持ちで読んでみて下さい。
参加されていない人も、今までの内容とかぶりますので、良かったら読んでみてください。

今日のテーマは「側屈」
側屈にまつわるetc...
です。

先ずは、いつも通り絵を見てくださ。
c0072323_19495884.jpg


体側を伸ばそうと思った時どうしますか???
そんな質問しましたね。

座って体側を伸ばした人、
足を開いた人、
立って・・・

いろいろ居ました。
その中で身体を横に倒すいがいで全員共通していた動きは、
「腕を挙げる」でした。
腕と側屈は関係しているのでしょうか???

という事で、動きを整理したいと思います。
先ず身体の中で横に動く場所は???
(基本の解剖学的立位で)

背骨
股関節

足首
手首

簡単にはこんな所です。
(ここまででも、いざとなると明確に言えないものです。この機会にぜひ覚えて下さい。)

では、絵の動きを見ながら動いた所を説明します。

先ず向かって左のモデル。
右肩が動き右腕が挙がりました。

そこから二つに分かれますね。

真ん中のモデルに進んだ場合。
背骨が左に曲がりました。
(左腕はただぶら下げているだけなので省略)

向かって右のモデルに進んだ場合。
股関節が動く事(右股関節内転・左股関節外転)により骨盤が右に動き左に倒れました。
(足首も動きますが省略)
背骨はやや左に曲がりました。

向かって左から伸びる場所を解説します。
まず腕を挙げると・・・
二の腕あたりから体側上部を中心に伸びを感じます。
腕を動かしただけで、体側上部の筋肉が伸びます。
その為、皆が腕を挙げたのですね。
(腕を動かす(肩に関わる)筋肉たちです。)

真ん中のモデル。
骨盤を動かさず、身体を曲げると・・・
先ほどの伸びに続き、骨盤より上、脇腹周りが強く伸び出します。
背骨を動かす筋肉たちです。
(本来この動きが側屈です。伸びた感と実際の動きと違う事が分かりますね。)

右のモデル。
骨盤を動かす事により、骨盤から下、股関節に関連する筋肉たちが伸びます。
腕の動きは同じですので変わりませんが、
この絵のモデルの側屈の動きは、真ん中のモデルより少ないので脇腹の伸びは少なくなります。
(脇腹は呼吸に直結します。その為先ほどの側屈より息苦しさを感じません。)

もちろん真ん中と右のモデルを合わせた動きをする事も可能です。
いかがですか???
(足は絵より開き気味の方が解り易いかもしれません。)

では、次の絵。
c0072323_20204173.jpg

お馴染みトリコーナアーサナ(三角のポーズ)です。

DGでいつもお伝えしているように、どちらが正解???
ではありません。
どちらの時にどう感じるか???
ただ、それだけなんです。

先ほど解説した初めの絵との共通点を見出すなら、
トリコーナ上モデル=初めの絵、真ん中のモデル
トリコーナ下モデル=初めの絵、右のモデル

です。

繰り返します。
どちらが正しいか???
ではありません。

上の方法だと、わき腹が中心に伸びます。
下の方法だと、股関節周りが中心に伸びます。

両方の真ん中の様な形になる人もいます。

あえて正解を言うなら、
両方、その中間も含め、全て思い通りに出来る様になれば正解です。

大抵は、好みや体型・体質などに依存した形で収まるか、先生の言った方法しかしていないものです。
いろいろ試して、新しい自分に積極的に出会いましょう。
(しかし、今日も質疑応答でお答えしましたが、レッスンに出た時は先生の指示に従うのが正解です。)

ここで、注目してほしいのは、頭の位置・背骨の状態・骨盤の角度です。

解説します。
上のトリコーナアーサナ。
股関節は外転です。
左股関節は加えて外旋。
背骨は左側屈。
(その他は省きます。)
股関節の外転が無理のない範囲であれば、ほぼ脇腹伸ばしのアーサナです。

下のトリコーナアーサナ。
右股関節は内転?!・やや内旋です。
(え〜!?と思う方もいると思いますが、よく見てください。)
左股関節は外転(先ほどよりかなり大幅に)・外旋
背骨はやや左側屈(先ほどよりかなり軽く)。
(正面から見たのみにし、その他は省略します。)
側屈が少なくなる分、ほぼ股関節(左内腿、腿裏・右臀部外側)のストレッチとなります。

そして、この二つの頭の位置を比べると・・・
下のモデルの方がかなり低い位置にあります。

つまり、昨日までに書いた前後の動きと同じく、
骨盤の動きは上半身の状態にかなりの影響を与える!
と言えますね。

頭を低くしたからといって、ストレッチが強くなるとは限らないのです。

その他にも、いろんなアーサナをしました。
が、そのどれもが骨盤の角度が違うと、まるで違うポーズの様に感覚が変わります。
この事実を知ると、どちらが正解?!なんて言えませんよね???

結局、言いたい事はそれなんです。
正解を知ったら自信が持てるかも???
と思った方には、すこし辛い内容かもしれませんが、正解なんて無いんです。
正解は自分で決めるのです。

先生であれば、先生の責任で決めるのです。(責任重大です。)

生徒さんに、
「こちらとあちら、どちらの方法が正しいですか???」
的な質問に動揺しないでくださいね。

その質問こそ、
ヨガを教えるチャンス到来!!!
なんです。

引き続き勉強と練習をすれば、ハッとする時がくるでしょう。
それが、先生としての自信を高めるのです。

ストレッチでもなく、体操でもなく、ヨガを教える先生でいるために・・・

最後に・・・
今日出逢った一言。
「一歩前へ!」
c0072323_20531772.jpg

目的は違うんだろうけど(絶対違う!)、なんてやる気が出るトイレでしょう???(^^;

与える側の目的をそのまま受け取るとは限らない、受け取る必要もない・・・好例かもしれませんね。(^_-)-☆

では安城の皆様、来年1月の勉強会で!








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by uz-ni-chan | 2014-11-14 21:11 | 姿勢について

なすがまま・・・ではなく。

こんにちは。
水・木の更新は少し慌ただしいです。
早速始めます。

昨日、仙骨・胸骨・後頭部のリズムをやりました。
いかがですか???
この練習はフリーの状態で気軽にリラックスして・・・
が初めの段階です。

この動きを徹底的に覚え込ませると、
昨日紹介した、ブジャンガアーサナの様にヨガのアーサナの中で活かせる動きに変わります。
ヨガのアーサナも所詮は身体活動です。
身体が上手に動けば、快適度も増します。

「アーサナは、快適で安定している事」
と経典にもありますね。


今日は、姿勢を維持する筋力やコントロール力をつけるアーサナと、その取り組み方の紹介です。

先ずはこちらを見てください。
c0072323_16544846.jpg

写真が横向いているのではありません。
床に仰向けの図です。
ストレッチでもよく見かけますね。

この図のまま説明すると、右ひざを両手で抱き寄せる様に引っ張ります。
特に指導なくやると、殆どの人が下の図(ピンクのモデル)の状態になります。

右ひざを引っ張る事のみ意識すると、右脚の動きに骨盤が引っ張られ後傾します。
すると、背骨が丸まり背骨のリズムの通り、顎が上がります。
昨日の「縁側のお婆さん」です。

右のお尻をストレッチするだけなら、別に構いません。
(厳密にはあまり良くないですが、時には見てない事にします。(^^;)

しかし、体の何処かを動かしたり、引っ張ったりすると、勝手に動いていく部分を放っておくのは勿体ないです。
姿勢を保つ筋力を鍛えたり、力の抜き方を覚える最高のチャンスです。

是非、良い姿勢で立っている状態(青いモデル)を保ってストレッチしてみてください。

猫背にするより、膝は胸に近づきませんが、その方が結果的にしっかりストレッチされます。
そして、背骨を美しい状態に保つ筋力もコントロールも育ちます。
この時も、例の背骨のリズムが上手く活用出来ます。

引っ張る脚の膝を伸ばしたバージョンのヨガポーズ、お馴染み
「スプタ パダングシュタアーサナ」も同じです。

このアーサナは「足を出来るだけ顔に近づけたい!膝を完全に伸ばしたい!」という執着を捨てる事がなかなか難しいのか、
厳格にアライメントを保てる人は、非常に少ないようです。
ハムストリングスが柔軟でない分を、骨盤の後傾でごまかす様にすると、小ピンクモデルの様になります。

誰を誤魔化しているのでしょう???
自分???
出来ないことを認めたくない???
でも、自分は知ってますよ。(^_-)-☆
認めちゃえば楽になるのに・・・

事実は何にも変わらないです。
偽らずに正確にやってみましょう。
その方が結果、良くなりますよ!


自分が思っているより足が上がらずにビックリするかもしれませんね。
しかし、それが貴女です。
自分を知ること、それがヨガなのです。


自分をわきまえず、無理やり足を引っ張って、顔と足が近い人より、
自分を良く知り、無理なく良い姿勢で静かにアーサナをしている人の方が美しいと思いますが・・・

必要ならベルトを使う事をお勧めします。

床に伸ばしている脚のふくらはぎを床から離さない(膝を曲げない)事!
(これを脚の筋力ではなく骨盤のコントロールでおこないます。)
腰と床の間には掌が入る位の隙間を保ち潰さない事!
(同じく背筋を使うのではなく骨盤と胸を角度でコントロール)
顎を寸分も上げない事!
(これも首は力まず、顎を引くことで、胸を引き上げる助けをします。)

立っているのと同じ状態で!!!


なすがまま・・・ではなにも変わりません。
自分の身体は、自分の意思で動かし保ちましょう。


では、また。。。

そうそう。

明日は安城で勉強会です。
皆様お楽しみに!!!

参加希望の方は、過去ブログより詳細を探してエントリーして下さい!










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by uz-ni-chan | 2014-11-13 17:32 | 姿勢について

自由には責任が伴い・・・

こんばんは。
明日から冷え込むそうです。
寒さ対策を万全に!!!

早速始めましょう。

昨日は少し脱線しました。
今日はまた、姿勢の話に戻しますね。

ここいらで、再度確認。
今連載している内容は、ヨガではないです。
ヨガのアーサナを姿勢改善に役立てるヒントです。
本来、ヨガはこんな事を教えるものではありません。

ただ、DG Yogaのアーサナ達は「美しさ」により、本質・バランス・愛を見出す事を目的としていますので、
これらの考え方が、アーサナの指導やアライメント指導に反映されている事は確かです。

このブログはアーサナのマニュアルではなく、DG Yoga アーサナのバックグラウンドの一部を明かしていると思っていただければ、間違いないでしょう。

一昨日のブログ、首と腰のリズム。
練習しましたか???

ピン!ときた方、解らない方、それぞれだと思います。
実際、初めは解らない方の方が多いです。
何故なら、背骨の動きが一方通行になって習慣化している人が多いからです。
しかし、この動きこそが、背骨がS字である最大の利点なんです。

気を抜いている時などにフッと現れる姿勢、それが自然のリズムだったりします。
例をあげます。
絵を見てください。
c0072323_17132132.jpg

左の人。
縁側でぼーっとする、お婆さん・・・
みたいじゃないですか???
椅子に座っていても見かける姿勢です。
スポーツなどでも、バテてくるとこうなりますね。

顎が上がり、背中が丸く骨盤が後傾しています。
顎を上げた猫のポーズと同じです。

それに対して、右の人。
姿勢を正し記念撮影でもするようですね。
顎が引かれ、胸が上がり、骨盤も立っています。

どちらが良い悪いではありません。
左はボーっと見え、右はシャキッと見えます。
あえて言うなら、自由自在に出来る事が正しいと言えます。

さあ、練習してみましょう。
初めは確認しながらゆっくり。
慣れたら力を抜いてリズミカルに・・・
更に慣れたら立って!
音楽に乗ってもいいですね(^^♪
1,2,1,2・・・

骨盤の角度を変えると、顔の向きが変わる。
顔の向きを変えると骨盤の角度が変わる。
それに合わせて胸の向きも変わります。


この動きを覚えてから、一昨日のキャット&カウにもう一度チャレンジしてみましょう。

ここで、一つ注意・・・
顎を引く=下を向く、ではありません。
顎が上がる=上を向くではありません。


似ていますが微妙に違うのです。

下を向くと胸が上がらないかもしれません。
顎を引くと胸が持ち上がります。


首の動きは複雑です。
文章では伝わりにくい部分です。
キャット&カウで上手くいかなかった方、顎の上がり下がりと下向く上向くの違いが解るまで、
繰り返し練習してみて下さい。

後頭部(頭蓋骨の後ろ側)・胸骨(肋骨が繋がる胸の中心の骨)・仙骨(骨盤に挟まれた背骨の基底部)
は同じ様に動くのです。

覚えておくと良いでしょう。

では、ここでその、顎を引くことにより胸が開く動きを、ヨガのアーサナで活かしてみましょう。
c0072323_17355269.jpg

コブラ(ブジャンガアーサナ)です。
胸を開く・・・という目的のみに絞って順序を説明します。

①先ず、うつ伏せになり、両手を胸の横に着きます。
②吸いながら、顔、胸と上げたら、軽く手で床を押し、無理なく上がるところまで身体を起こします。
③肘を伸ばし切る前に一度顎を軽く引き(絵①)その顎に胸を引き寄せます。
④その後、首を伸ばします。

首の安全を考えるなら、絵②程首を倒さない方が良いと思われますが、
絵①を経て、充分胸が広がってから顔を上げていくと胸の広がりを促せます。

注!!!
あくまでも胸の広がりを目的にしています。
本来ハタヨガでは上から順番に巻き上げるように身体を反らせます。
チャクラを上から活性化させ、世界を創造するアーサナでもあるからです。
目的が違えば指導法も変わります。
ヨガの先生ならば、その違いを知ったうえで使い分けてください。



姿勢なんて本来自由なんです。
世の中で言われている正しい姿勢なんて、自由に身体が動けば、簡単です。
悪い姿勢だって真似出来ちゃいます。

良い姿勢で動けないより、好きに動ける身体の方が良くないですか???

そのかわり・・・
自由には責任が伴います。
自由に動く身体をコントロールする事が、自由を得た人の責任です。

「柔らかいだけではダメだ!」
「ただ何となくやるだけではダメだ!」
としつこく言うのには理由があるのです。

コントロール!!!
先日も書きましたが、これこそがヨガなんです。


アーサナの中には、いろんな宝が隠れています。
今このブログでは、「美しい姿勢」というキーワードを元に原石を探っています。

同じ様に、アーサナの中に、ヨガの世界観・哲学も埋もれています。
それを皆様に明らかにする様にYogaを教えるのが、DGのレッスンスタイルです。

興味のある方、是非レッスンへ・・・
DGヨガを深く知りたい方、是非勉強会へ・・・

お待ちしております。

では、また・・・
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by uz-ni-chan | 2014-11-12 18:11 | 姿勢について

ありの〜♪ままの〜♪  でいいのか?!

こんにちは。
姿勢について、毎日更新しています。
昨日は背骨のリズムについて、書きました。

しかし、勉強すると、
「それが正解!」
と思い過ぎ(固定観念が出来る)身体はそうじゃないと言っていても、無理やり思いこむ人も出てきます。

逆に、今までの癖や、今現在のやり易さばかりに拘り、素直に聞けない人も登場します。
どちらも、本質を捉えていません。

自分が行っている事は、学習で作られた動作か?それとも人間が持った普遍的な動作か?
これを知るには、繰り返しの練習しか無いと言えます。

根性論ではなく、「考えずに動ける様になるまで繰り返す」事は、動きの本質を見極めるのには必要です。
そう言う意味では、「1000本ノック」は理に適っているとも言えますね。

問題は指導者が、根性論ではない繰り返し練習の意味を説明できるか???
に掛かっているのではないでしょうか?


前置きはこのくらいにして、
今日は、姿勢作りから脱線して、少しネタをお話します。

昨日のブログは、顎を引くと胸が上がる、顎を上げると胸が下がる・・・
というお話でしたね。

それは、背骨の作りと筋肉などの繋がり、という構造上の問題でした。

それ以外にも、顔の向きには大切な働きがあります。
人間を含め動物は脳を納める頭の位置を基準に動きます。
その為、顔の向きや頭の位置で、「反射」的な動きが起こります。
今日はその反射について・・・

その反射(原始反射)の多くは乳幼児期に消えますが、学習を超えた紙一重の局面ではその動きが起こる可能性は十分に考えられます。
例えば、パニックの時。
例えば、限界を超えたパフォーマンスを発揮している時。

実際に、その動きを上手く活用したり、制御する事でパフォーマンスをあげる取り組みをしている、スポーツ選手や芸術家は沢山いるようです。

ほんの少しだけ、その原始的な緊張性頸反射をご紹介します。
c0072323_14593618.jpg

この図は、首の動きに対する四肢の反射を現しています。

左の2人は対称性緊張性頸反射といい、
顎を引くと腕が曲がり、脚が伸びます。
顎を上げると腕が伸び、脚が曲がります。

右端は非対称性緊張性頸反射といい、
左に向くと、右腕・脚が曲がり、左腕・脚が伸びます。
反対も同じくです。
仰向けの赤ちゃんを観察すると、よく見られる動きです。
注:実際に動きやすい方法とは違います。
時に、動きやすい方法と勘違いされたのか、反対(つまり、顔が向いた方が曲がる)の紹介になっているものを多数見かけました。
ご注意下さい。


乳幼児の発達に必要な動きとも言えます。
例えば、ハイハイする時一生懸命に顔を上げる事によって腕が伸びる・・・など。

しかし、この反射は力みの原因ともなっています。

ヨガのアーサナでも初心者はこの反射が抜けきらない例が度々見られます。

ダウンドッグで腕を伸ばそうと必死になり、顎が上がって首の力が抜けない、
コブラで顎上げ過ぎて腕が突っ張る、
捻じりのトライアングルやサイドアングルで振り向いた側と反対の膝や肘が曲がってしまう、
などは、もしかしたら反射が動作を邪魔をしている例かもしれませんね。(他の要因が多いので断言は出来ません。)

首の反射以外にも、脳や神経の関連か、反射の様な動きは力みを生みます。

足指を広げると、手の指も広がったり・・・(^^;
はその典型的な例かもしれませんね。

とするなら、初心者のうちは、意識的に先生の声を聴き、注意深く身体を動かす事の大切さが分かりますね。
初心者のぎこちない動きは、反射という本能に制御されています。
再教育が必要という訳です。

しかし、この反射、全て悪い訳ではありません。
指導時にこの反射を使う場面もあります。

例えば、ハンドスタンド・・・

つまり逆立ちです。

指導者は両手の間を見て!!!
と言いますよね???
あれは、正に
「顎を上げて腕を強く伸ばせ!!!」
と言っているのです。
やった事ある方は壁に向かって逆立ちの練習する時を思い出して下さい。

しかし、困った問題も起こります。
初心者はパニックになるので、脚にも強く反射が出て、膝が曲がったりするのです。
安全上、腕を伸ばす事、又女性は腕力が弱いので腕の出力に重点を置いて指導しますが、
反射の良い例と悪い例が同時に出る典型的な状態とも言えます。

上級者になれば、顔の向きに関係なく、腕をしっかりと伸ばせます。
つまり、赤ちゃんが動作を覚えていくように、新しい動作を習得する場合は、
本能的な反射から始まり、それを消していく練習とも言えるのです。
すると、動きがスムーズになります。

しかし、

更に上級者になると、より力がいる時に、積極的にまた反射の動きを加えたりしています。
学んだ事への、執着や拘りはいけません。

ありの〜♪ままの〜♪
は練習を積んだ人にだけ通用するセリフかもしれませんね。

つまり、乳幼児と同じく動作習得の順序があるのです。

①反射で動く
②反射に支配されない様にスムーズに動く
③必要な時に反射を使って更に高次元で動く


という順序です。

これは、DGのアーサナの練習手順、

①一先ず指示を聞きながら動いてみる。
 (周りを見ずに動くと思いっきり癖や反射が出ます。)
②指示を忠実にトレースする様にアーサナをする。
 (ここには持論や快・不快の感情は入れません。反射を消します。)
③自由にのびのびと表現する様にアーサナをする。
 (初めから好き放題するのとは、本質的に違います。)

となるのです。

つまり、もしこれらを理解していなければ、初級者は上級者の真似をしても、何の意味も無いのです。

「周りを見るな!!!」
としつこく言うには、こんな理由もあるのです。(それ以外にも沢山理由はありますが・・・)



自分の行動は、本能か?学習による思い込みか?
どちらが正解ではありません。
どの様に活用するか???

ただ、自分の動きの中に、こんな秘密が隠れている事を知っておくのも悪くはないでしょう。。。

さあ、練習練習。。。

顔の向きを少し変えるだけで・・・
基本ポーズでも退屈する暇なんてないんですよ!!!

今日は割と専門的なお話でした。。。

今まで下半身中心でしたが、
そろそろ、上半身にも話題が進みます。
お楽しみに!!!

では、また。
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by uz-ni-chan | 2014-11-11 16:09 | 姿勢について