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別々なのか同じなのか?!

ヨガの取り組みで一番大切なのはやはり、
「心のコントロール」だと思います。
心を乱すものは何でしょうか???
2元で物事を考えてしまう癖(コレ自体は問題ない)を、2つに分けなくてもいい所で発揮してしまうのが問題になるのではと思うのです。

健康と病気の境目ってなんですか???
好調と不調の境目ってなんですか???
痩せていると太っているの境目はなんですか???
幸福と不幸の境目ってなんですか???


自分で勝手に引いた線より上にある時には満足して必要以上にご機嫌。
その線以下だと、「この世の終わり」かと思うほど落ち込む人々。。。
そんな線は自分が引いているだけなのに。。。

自分が得意だと思ってるポーズだって、身体能力が超一流の人から見れば子供の遊びみないなもんです。
逆に、自分が苦手と思ってるポーズは歩く事が出来ない人には「夢のよう」かもしれません。

自分の出来た出来ない(ヨガポーズに限らず)に一喜一憂するって事は、
自分の中に「コレくらい出来ないと格好悪い、これくらい出来ればステキ」と線を引いているんです。
こんな価値感は実は、今までの経験で出来上がっているんですね。非常に主観的な自分勝手な価値感です。
つまり、
「あの人はこんな事も出来ないから格好悪い、あの人はあんな事出来るからステキ」
差別、区別をして生きているとも言えます。
そして、さらにそんな周りの人々と比べてまた、一喜一憂するんですね。
これが、心が安定しない一つの理由でしょう。

世の中は比較、競争の世界です。
しかし、比較や競争の結果は自分がベストを尽くした後での、ただの順位なんですね。
いくら自分が調子悪くても周りがもっと悪ければ一番になるのが世の中です。
反対も然りです。
だからこそ、自分に対して自分で順位をつけたり、優劣をつけるのはやめてみましょう。
その瞬間、瞬間を自分が納得して生きているかが問題です。
ヨガはそんな練習です。
何処に線を引くのか?!それだけで世界は180度変わります。

先日、教室でお話しました。自分の母親くらいの世代の方々にです。
「病気と思えばなんでも病気です。身長が高いのだって病気かもしれません。人間生まれた瞬間から約80年後に死ぬ病気だ!と言えばそうかもしれませんね。明日死ぬかもしれなくたって、本人が幸せならそれは病気とは言えないかもしれませんね。治療を放棄しろと言っているのではありません。気持ちだけでも病気じゃない方が楽しいじゃないですか???腕がないのは障害者ですか???目が見えないのは???僕は頭が悪い病気かもしれない。でも学校では病気と認められないから成績を優遇してもらえなかったな・・・(^^;;;
でもそのうち病気と認定されるかも?しれませんね。だって朝起きれない病気があるそうですから・・・
しかし自分を自分で病人に認定しないでください」と。。。
そして、シャバアーサナしながら
「コレは実は死体のポーズです。でも皆さんが一番好きなポーズじゃないですか???(^^)
じゃあ、死んで見るのも悪くないかもしれないですね???(笑)」
もちろんジョークです。


でも、だからこそ、全部病気じゃないし障害じゃないんです。「ただ、そう」なだけです。
80年生きたら幸せですか???5年しか生きられなかったら不幸ですか???

治療と健康づくりは何処が違いますか???
サプリメントと称して薬漬けのような自称健康人もいっぱいいます。

この地球が「平均的な健康」という病気を量産する世界になりませんように。
あっ、ちなみに今の世の中が悪いとも思ってませんよ。(^^)
「ただ、そう」なだけ、UZは「健康」について「そう」考えているだけです。
生き方として「楽」なので苦しんでる人々のヒントになればという程度です。


近々、ヨガ解剖学「パリヴリッタ トリコーナアーサナ」の解説をしますね。(^^)
基本的なトリコーナアーサナと別のポーズなのか???一連のポーズなのか???
線の引き方によってどちらにも解釈できます。
でも、どっちも正解ですけどね。

by uz-ni-chan | 2011-02-25 11:35
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