あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。 遅い新年のご挨拶になってしまいました。 今年は新たな場所で勉強会も始まります。 是非東海地区以外でもスペシャルレッスンやWSをやってみたいと思っています。 ご希望の方は是非お声を掛けて下さいね。 いろいろな新しい出会いが楽しみな一年の始まりです。 さて、今日のブログは生徒さんからの質問に答える内容です。 興味のある方は是非お読みください。 Q1、ターダアーサナで足を揃えるのと腰幅とどう違うのですか? Q2、なぜランジなどでカップハンズにするのですか? この様な質問はよくあります。 生徒の立場としては、同じポーズなのに、ある先生は足を揃える様に言い、ある先生は腰幅に!と言う。どちらが正解なのか???もしくはどう違うのか??? と思うのは当然でしょうね。 ここで、問題になるのは教える先生の考え方です。 レッスンに出た時は先生の指示に従うのが正解!と度々お伝えしていますよね??? 何故なら、レッスンは先生の意図で構成されているからです。 先生の指示に従わないなら、レッスンに出る意味はありません。 (例え足幅の様な些細と思える様なことでも。。。) しかし、先生の指示が必ずしも意図を持って行われているとは限らないのも現実です。 「そう教わったから、そう教えています。」と言う方もみえます。 何故その様にするのかは、その先生にしか分かりません。 疑問に思ったら、その場で聞くのが一番でしょう。 そもそも、正解なんて無いというのが、ヨガの立場ですが・・・ と前置きしたうえで、DGではこう考えるというターダアーサナの足幅をお伝えします。 DGでは、足の幅は足の間に拳一個分をニュートラルとしています。 伝統的なターダアーサナは足を揃えます。 特にしっかりとした理由が無いのなら安易に変えるべきではないと思います。 他に腰幅・坐骨幅などの表現を聞いたことがありますが、もし伝統的なアーサナを変更するなら先生の責任の上で確固たる理由で行う事が大切です。 では、何故DGでは拳の幅にしているのか??? それには理由があります。 しかし、DG的には拳の幅じゃなくてもいいんです。 DGではアーサナは自分を観察する為、意識化する為に行うと考えます。 (だけではありませんが・・・) 正しい身体の使い方を知る、なんて考えは微塵もありません。 (結果美しく機能的になる様には考えてありますが・・・Beauty is Right!ですから。) レギュラーレッスンに出ていただいている方々はご存知の方もいるとおもいますが、中上級者向けのUZのレッスンでは、 「好きな幅でやってください。」 と指示します。 その代わり「意識的に決めて下さい。」 とお伝えしています。 逆に初心者・初級者向けのレッスンでは厳格に拳幅を守る練習をしてもらいます。 慣れるまでは意識して出来る様になるために、曖昧ではない幅を決めているのです。 つまり・・・ 足を揃えると簡単過ぎて無意識になりやすい様に思います。 腰幅などでは曖昧です。 足の何処が腰幅なのか?アウトエッジかインエッジか? そもそも腰幅って腰の何処を言うのか??? 認識によって10センチ以上変わります。 坐骨幅???もっと曖昧です。 自分の坐骨幅が簡単に解る奴がいるのか??? という訳で拳の幅に決定!!!という訳です。 因みにDGでの「腰幅」は拳二つ分両足の間を開けると定義しています。 足幅によってどう違うのか??? それは、自分で試してみれば解るでしょう。 感じた事が貴女にとっての正解です。 そもそも立ち方に正解なんてありませんから。 正しい姿勢、正しい立ち方・・・なんて指導されてる方、本当に正しい姿勢って何ですか??? よーく考えてみて下さいね。(^_-)-☆ 「そう教わったから・・・」 としか答えられない方は生徒と同じレベルです。 Q1の答えはここまでです。 煙に巻かれたような答えかもしれませんが、そうとしか答えられないのが正直なところです。 ヨガは正解を決めることではなく、ただそれを感じる練習なんです。 では、Q2です。 DGではカップハンズを多用します。 ランジ、サイドアングルなどなど・・・ 何故ですか??? と聞かれる事が多いのですが、これもポーズとしてはどちらでも構いません。 しかし、レッスンでカップハンズと言われたらそうするのが大切です。 意識してするのです。 意識する事以外にも、脚を使ってもらいたいという目的もあります。 特に初心者は脚が使えてない事が多く手に頼ってしまう人が多いものです。 手に頼ると肩が力みます。 呼吸がし辛くなります。 脚を鍛えてリラックスした上半身と呼吸を保てる身体を作るのです。 レッスンでも言いますよね? 「指を鍛える為のカップハンズじゃないよ!」って・・・(^^; 他にも、手首の負担を減らす意味もあります。 掌を上手に着けないで度々体重をかけると手首を痛める可能性が増えます。 ただでさえ手を着く事が多いヨガです。 脚で支えられるポーズでは手の負担を減らしたいと思うのです。 カップハンズにする事で、手首を反らす角度も少なくて済みます。 (指が痛い人は無理しないで下さい。身体の声が優先なのはいつもお伝えしている通りです。) 実はこれだけではないのですが、この二つの質問の回答で理解してほしいのは、 レッスンでの指示には深い意味がある、と言う事です。 教えている方は安易に真似をしないで下さいね。 目的・時・場合・対象によっても変わります。 そんな、DG Yogaを深く知りたい方、勉強会でお待ちしております。 一先ず単発で参加可能なWSは来週1月16日(金)13時〜15時に 安城市 桜井福祉センターにて行います。 テーマは「後屈(バックベンド)」です。 参加費2,500円。 まだ、若干参加可能です。 エントリーお待ちしております。 エントリーは「こちら」から。 1月16日安城勉強会参加希望と明記ください。 では、またお会いしましょうね。
by uz-ni-chan
| 2015-01-10 22:35
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